「使う派?」「使わない派?」意外と知らない洗い流さないトリートメントの必要性
「洗い流さないトリートメント」という言葉は今や一般の方でも当たり前に使われています。ですが、なんとなく知っているつもりになっていませんか?ここで今一度、洗い流さないトリートメントについて復習していきましょう。
洗い流さないトリートメントはなぜ必要?
お風呂場でトリートメントをするのに、上がってからなぜまたトリートメントをつけるのか?疑問に感じた事はありませんか?洗い流さないトリートメントがなぜ必要なのか、考えてみましょう。
洗い流さないトリートメント「使う派」?
出典:http://www.webmd.com20〜59歳の女性を対象としたアンケートの結果、洗い流さないトリートメントを
- 「毎日使用している」30.4%
- 「使用していない、もしくはまちまち」69.6%
出典:http://data.macromill.com/pdf/201004_hair.pdfという調査結果が示され、意外にも洗い流さないトリートメントを使用している人の割合は少なく驚きました。また使用実態として、
出典:http://data.macromill.com/pdf/201004_hair.pdf流さないトリートメントをこれからも使い続けたいという人の割合は「81.7%」にものぼり、毎日は使えていないが、使い続けたいとは思っているという女性が多い様子が見えてきます。この結果を見て、世の女性たちが洗い流さないトリートメントに対してなんとなく良い気はするけど、結局何のためなのかはよくわからないという印象を持っているのだと筆者は感じました。ですので今一度、洗い流さないトリートメントの使用目的を再確認していきましょう。
ブローのコツは「卵焼き」
出典:http://erecipe.woman.excite.co.jpみなさんは料理をされますか?普段料理をしなくとも【卵焼き】くらいは作った事が経験があるかと思います。ではここで問題です。「卵焼きを上手に作る唯一のコツ」とは一体何でしょうか?正解は、(少量の)油をひくです。卵の主成分はご存知タンパク質ですが、髪の毛の主成分も卵同様タンパク質。この2つ実はとても似た性質を持ちます。つまり、卵焼きのコツ=ブローのコツといっても大袈裟ではないのです。フライパンに油をひくと卵焼きが焦げつかないように、髪の毛にも油ををつけておくとドライヤーの熱から髪の毛を保護してくれます。ここでいう油とは「洗い流さないトリートメント」の事で、洗い流さないトリートメントのベースとなる成分は油(オイル)です。ですから、洗い流さないトリートメントをつけるタイミングは「ブロー前」。熱を入れる前につける必要があるのです。
クリームがおすすめ
出典:http://www.huffingtonpost.com洗い流さないトリートメントの中でも筆者が特にオススメするのは『クリーム』です。クリームの構造はまさに「油」と「トリートメント成分」を程よく混ぜたもの。操作性の良さと髪の毛へのなじみの良さがこのクリームの最大のメリットなのです。『オイル』ももちろん良いのですがつけ過ぎてベタつくケースが少なからずあるので、初心者には断然『クリーム』をオススメします。
梅雨時期にも大活躍
出典:http://www.desk7.netこれからやってくる1年で最もヘアスタイルがキマらない時期『梅雨』。そもそもなぜ梅雨時期は髪の毛が暴れてしまうのでしょうか。ズバリそれは『湿気』のせいなのですが、空気中の湿度が上がると乾燥した髪はそこから水分をドンドン吸収していきます。すると毛髪内部の水素結合が切れクセが出て暴れ始めます。寝グセをなおす際、一度その部分を濡らしてから乾かすとキレイに仕上がるのはこの水素結合を利用したものです。つまり、毛髪に空気中の余分な水分を入れないようにさえすれば暴れだす事もなくなるのです。そこで『クリーム』。油は水を弾きます。クリームのベースは油ですから、湿気で暴れる髪をクリーム(油)でコーティングしてあげる事で余分な水分を取り込み広がるのを防ぐ事ができるのです。
オススメ商品
パサつきを抑えて髪にまとまりを与える。パサつきがちな乾燥した髪を、しなやかなうるおいのある髪に仕上げます。ドライヤーの熱から髪を守るヒートアクティブコラーゲン、プロテキュート、リピジュア®NA配合。
心地よい指通り。サラサラ遊ぶ髪。ごわついて傷んだ髪を、つややかで軽やかな髪に仕上げます。補修成分ヒートアクティブシルク、プロテキュート、リピジュア®NAが枝毛・切れ毛を防ぎます。静電気が気になる方にもおススメです。
まとめ
洗い流さないトリートメントの重要性を知らずになんとなく使用してしまっている女性は少なくないです。そんな時は卵焼きの法則を思い出して、ドライヤー(熱)を入れる前にしっかり付けてあげましょう。中でもオススメは断然クリーム筆者の師匠であるBossがお客様へ「卵焼き」の話をしている様子を見て、なるほど!っと思ったのは何年前のことか。僕自身サロンワークで料理に例えた解説をする事が非常に多い事に気がつきます。特に料理が得意なわけではないのですが、、要するに少し視点を変えてみるだけで、そのものの理解が一気にクリアになる事があるのだと思います。少しでも伝わりやすく、分かりやすく。励んでいきたいところです。
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